「今回は約2週間という日程で訪問させていただきましたが、毎回のことですが本当に楽しく、充実していて、あっという間に過ぎてしまいました。今回もタケノコ採りや田植え、浴衣プロジェクトなど授業のお手伝い以外にも様々なことに関わらせていただきましたが、それを通して今回特に感じたのは、①女性の強さ、そして②様々なことにチャレンジする大切さです。

①まず女性の強さに関して、今回の訪問では年上の女性と接することが多かったため、女性の強さや、女性の活躍について感じることが多くありました。 とこ先生が二人の子どもを育てながら、学校の子どもたちを教えている姿は、いつも本当にすごいなと尊敬していましたが、今回はそのすごさを特に感じました。今回は玄壮君も珀雨君も大きくなって自分の意見をはっきり示せるようになったからか、2週間も面倒を見ていなかった私でさえへとへとになってしまいました。それを毎日こなしながら、お仕事もなさっているとこ先生、佑介さんは勝手な想像ではありますが、今まで以上に大変なのではないかと感じました。だからこそ、そんな中でも優しさを忘れず子どもたちや大人と接しているとこ先生の凄さを改めて感じました。 また、佑介さんのお計らいで今回は女子会という楽しい会に参加させていただきましたが、その際にマニトやソンシーとお話できたことも今回は大切な経験になりました。今までマニトとは少し話したことがありましたが、きちんと深い話をしたことがなく、その分マニトやソンシーと今回たくさん話せたことは本当に嬉しかったですし、二人の素敵な部分をより知ることができました。特に二人の勤勉さや、強さ、優しさ、そして様々なスキルには純粋にすごいと思いましたし、憧れました。今度ぜひ一日二人のもとに修行でもしに行ってみたいです。また、マニトの英語を話せるようになりたいという気持ちや、子育てをしながら家でできるような仕事の需要、また質の高い就学前教育、託児所の必要性を感じました。

②次に今回学校で行われていた様々な新たなプロジェクトを見て、素晴らしいと思いましたし、その挑戦し続ける姿勢を見習わなければいけないなと思いました。 私は今まで新しいことを始めることに消極的で、アイディアはあっても始める前からリスクを考え、諦めていました。ですがベルギー留学を通して、ベルギーで出会った人の多くが、正しいと考えたことを、リスクはあるけれどもとりあえずやってみる、という姿勢を持っていることに気づきました。これは私の考えですが、このような行動力があるからこそヨーロッパは様々なことにおいて最先端であるのかなとも思いました。だからこそ、今回学校で様々なプロジェクトを行っており、その行動力、挑戦する姿勢がこの素晴らしい学校を作っているのかなと思い、新たな発見になりました。 また今回学校で、子どもたちに「フランス語を教えてほしい」、「ベルギーの話を聞かせて」と言われたことを通し、世界の様々な国についてや、違いや似ていることなど、写真などもっと準備して話してあげられたら良かったなと思いました。次回時間をたっぷり取って行くことが出来れば、私も留学について、自分から発信するという新しいことに挑戦してみたいです。 毎度のことですが、本当に毎日からだをたくさん動かして子どもたちと生活する学校での時間は楽しく、幸せに満ちていて、エネルギーを充電することができます。

今回バンコクに戻り、街が空虚なように見え、むなしい気持ちになったときに、やはりどんなに物があっても結局それを大切にするような気持ちだったり、共有する人だったりがいなければ、物は人を幸せにしてくれないんだなと改めて実感しました。他にも今回はパン先生やシー先生など、新たな出会いもあり、そんなご縁にも感謝しています。次回訪問する時には一回りも二回りも成長し、皆さまのお役にもっともっと立てるよう頑張りたいと思います!今回も本当にお世話になりました!」(2019年7月滞在)